【天橋園】
昭和52年に開設された特別養護老人ホーム天橋園を解体し、その跡地にデイサービス棟・グループホーム棟を建設する計画です。現在敷地の東側に既存のデイサービス・ハウゼ(認知症デイサービス)・グループホーム天橋の家があり、その事業所を運営しながらの建替工事となります。新デイサービスではより要介護度の高い利用者の受け入れを想定し、介護の内容にあった水回りの整備を検討し、ハウゼとの連携も計画に反映しました。グループホーム天橋の家は現在2階に設置されていますが、今回の建替を機に増床した上で介護連携や避難の容易さを考えた平屋の計画としています。グループホームという住まいと、通所施設であるデイサービスは別棟で配置し、独立性を持たせた計画としています。宮村の地域に馴染むように計画建物には複数の勾配屋根をかけ、旧天橋園の明るいオレンジ色の瓦屋根のイメージを継承しながら、あたらしい風景をつくります。