京都市内の専門学校で福祉を学び、介護福祉士の資格を取得。卒業後、地元で福祉の仕事がしたいと思い福祉施設を探していました。ちょうどその時に、現在の職場である老人保健施設が新設されることを聞き、特養と老健のある北星会に入ることで、介護福祉士として、医療と介護が学べると思ったからです。

入所されている方の生活を24時間サポートするのが仕事なので、スタッフは交代で勤務しています。早出、日勤、遅出、夜勤と、働く時間が一定ではなく、その日その日でスタッフも違うので、スタッフ同士のご利用者に関する情報共有やケアに対する想いの統一に苦労はあります。それでも、ご利用者の生活を守るために、みんなで工夫して充実したケアに繋げています。思い描く理想と、現実の違いに悩むこともありますが、常に高い理想を持って、仕事に臨んでいます。

ずっと寝たきりで、ほとんど話すことも難しい方が、私がお顔を見にお部屋に伺うと、優しい笑顔で迎えてくれた時です。寝たきりの方は、動ける方と違い、他者との関わりが少ないため、私たちスタッフが少しでも多くの関わりをもつことが大切だと思っています。そんな気持ちが伝わったと思い、うれしかったです。

京都府北部で一番古くから老人福祉を実践し、宮津・与謝の地域福祉を支えてきた歴史ある法人です。職員一人ひとりが福祉に対する熱い想いを持ち、地域に根ざした幅広い取り組みを展開しています。多種多様のサービス、職種があり、きっとあなたに合った職場が見つかります。

介護は楽な仕事ではありませんが、それ以上の充実感を得られる仕事でもあります。親身に誠実にご利用者やご家族と関わることで、その方の人生の一片に触れ、一緒にその方の喜びを共有できます。そしてなにより、この自然豊かな丹後の地で、家族を養い、子どもたちと一緒に楽しい生活を営めるのが嬉しいです。慣れ親しんだ地元で、共に成長できるこの仕事に就いてみませんか？私が応援します。