病院で働いたあと、出産・育児で看護師を離れていた私のところに、「一緒に働かないか？」と知り合いから電話がありました。施設での経験はなく、不安もあったけど、それでも就職しようと思ったのは、病院で働いていた時に感じていた想いからでした。年齢や病気・けががあっても、在宅生活で自信を持って生活していくために、力になれることはないか。皆さんと一緒になって頑張れることはないか。一番そばにいてともに嬉しい気持ちを共有したい。それがきっかけです。

デイサービスの機能訓練指導員として、ご利用者個々の身体状況の違い（目が見えない方や麻痺による可動制限のある方など）に応じたエクササイズメニューを考えて、身体を動かしてもらっています。時には運動内容が合わずに上手くいかないこともありますが、そこから新たなメニューの発見に繋げています。また、1クール3時間という短い時間内で、いかに満足して帰って頂けるかをいつも考えています。

毎週楽しみにRe-style（デイサービス）に来ていただいていたご利用者が、自宅で転倒され、入院されました。その時は歩くのもままならない状態であったにもかかわらず、またRe-styleに通うことを目標に、病院や施設でリハビリ訓練を行い、3か月で戻って来られました。「やっぱりここに来たら元気がもらえるわ」と言ったその方の言葉と想いに、本当に感動しました。

働こうと思ったきっかけは、偶然の出会いからでした。でも、働いてみて思うことは、この職場では、自分のしてみたいケアを実践・チャレンジさせてもらえるところだということ。スタッフ同士、それぞれの思いをぶつけあいながら、根本のところの想いは同じひとつのところっていうのが、今の職場の魅力です。

転職を考えておられる方、まずは見学をしてみてはどうでしょうか。最初のきっかけは偶然の出会いから起こるものです。考えていても始まりません。自分の目で見て、話を聞いてみてください。きっとあなたに合った働き方が見つかるはず。ご利用者もスタッフも一緒に楽しめる職場です。