与謝の園の施設概要やお問い合わせ先等をご覧いただけます。

特別養護老人ホーム与謝の園は、京都府北部に位置する丹後半島の根元、与謝野町にあります。
加悦谷という豊かな自然環境のなか、「ともに生き、ともに支える」を合言葉に、四季のある暮らし、家庭のように温かく、楽しく、安らげる、そして笑顔の絶えない暮らし・・・ 。そんな「当たり前の暮らし」を私たちは応援していきたいと思っています！

特別養護老人ホーム与謝の園は、昭和60年4月に開設し、その間、ご利用者本位のより個別的な介護サービスの提供と残存機能を活かした自立支援に努めるとともに、地域福祉の増進と地域社会の発展に寄与してまいりました。
令和6年3月に、施設の老朽化に伴い桑飼小学校跡地に移転新築しました。京都府では初の1ユニット15室の施設で、最新の介護見守りシステムやインカム等ICT、最新の入浴機器やリフト等を導入活用することで業務が効率化され、これまで以上に入居者ひとり一人に寄り添ったケアが提供できるようになりました。
また、全室個室化により入居者のプライバシーは確保され、3つの共同リビングエリアではかつての与謝の園と同じように顔なじみとゆっくりと語らい、過ごすことができるつくりとなっています。
敷地内には小学校の思い出の品を保存した記念公園、施設内には地域交流ホール等を設け、地元の方にも立ち寄りやすい開かれた施設となるようにしました。また、移転を機にユニット型の個別ケアに移行し、入居者のプライバシー等に配慮し、これまで以上に、ひとり一人に寄り添ったケアを提供していきます。

ご利用者の重度化・高齢化が進む中、ご利用者本位のより個別的な介護サービスを提供するとともに、ご家族や地域の皆様からも信頼される施設づくりと施設経営に努めています。とりわけ、ご利用者1人ひとりの人権・人格を尊重し、可能な限り「その人らしい生活」を保障(援助)できるように、「個別ケア」と「自立支援」の実現に向け、役職員一丸となって取り組んでいます。

ご利用者1人ひとりの意思と自己決定を最大限尊重した個別ケアと質の高い生活の保障(援助)の実現に向け、次の点を重点的に取り組んでいます。
● ご利用者1人ひとりの個性や生活リズムに沿ったケアの推進に努めます
● 居住環境の整備と適切な職員配置、勤務形態(勤務体制)の検討に努めます
● 施設の危機管理体制(自然災害、感染症、食中毒等)、リスクマネジメント体制(苦情、介護事故、ヒヤリハット等)の再構築に努めます
● 身体拘束廃止、オムツ減らし、ターミナルケア等の取り組み強化に努めます
● 効果的な機能回復訓練(生活リハビリ含む)の実施による心身機能の維持・向上に努めます
● 職場内OJTをはじめ、各種外部研修、園内研修(勉強会)等の実施、参加により職員の資質・専門性の向上、意識改革、人材育成に努めます
● 地域社会との積極的な交流(地元各種団体・ボランティア・実習生・小中高生の受け入れ等)や施設内地域交流スペース(マルベリーホール)を活用し、地域行事・催し物等への参加など、地域社会との信頼関係の構築に努めます
● 個別的な屋外活動(外食、買物、見学、ドライブ等)の充実により、社会との係わりを保持します